IRS Form W-2
雇用主は従業員の税務申告フォームとなるW-2を現住所に、消印などを含め1月31日までに配布、もしくは郵送することが求められている。
また雇用主は全従業員のコピーをSSA(Social Security Administration)に1月31日までの消し印(今年は日曜日のため2月1日)で送付しなければならないが、もし期限に間に合わなかった場合、あるいは間違いなどがありそれらの修正についても、適正な理由がある場合を除いて下記のペナルティが課せられる可能性がある。
●30日以内の修正申告については1通のW-2につき15ドル、最大7万5000ドル。
●30日を超えて8月1日までは1通につき30ドル、最大15万ドル。
●8月1日を超えた場合1通につき50ドル、最大で25万ドル。
財務担当者の9割はボーナスを受領
eFinancialCareersの調査によると、ファイナンシャル関連事業は政府からの財政援助を受けているものの、財務担当者の9割が年度末のボーナスを受領する、あるいはしたことが明らかになった。
同社の調査では92%が2009年度のボーナスを受領、その中の79%が昨年度と同額であったという。
財務担当の3分の2が昨年度と同額あるいはそれ以上、46%が昨年度以上と回答、昨年度より低いと回答したのは31%であった。
投資銀行、ベンチャーキャピタルの株式、ヘッジファンド、トレーディングなどはより多くのボーナスを受領していることも明らかになっている。
ファイナンシャル関連の中でもGoldman Sachsなどは政府からの批判を和らげるべく、ボーナス備蓄額を162億ドルに減額、したが、従業員一人当たりに換算すると約49万8000ドルに相当するという。
夫より稼ぐ奥さん
1月19日に発表したPew Research Center.の調査によると、共働きで奥さんの収入が夫の収入を上回る世帯は2007年度においては22%であり、1970年の4%から比較すると、年々奥さんの収入が増加していることが明らかになっている。
今回発表されたレポート、「Women, Men and the New Economics of Marriage」は、国勢調査の資料をもとに、米国生まれで1970年及び2007年に30-44歳の人を対象に実施したもので、それによろと男女の収入格差は顕著に縮まっている。
レポートはまた扶養家族の教育レベルにも言及しており、1970年から2007において奥さんの教育レベルの方が高い割合は20%から28%と増加傾向で推移しているが、反対に夫の方が教育レベルが高い割合は28%から19%へと減少傾向で推移している。
(Q) & (A) クレジットレポート
(Q)雇用上の決定にクレジットレポートを使用することは差別行為となるか?
(A)雇用上の決定にクレジットレポートを使用する場合、不適切な使用をすると会社に対し苦情の申し立ての原因となる。EEOC(米国雇用機会均等委員会)によれば、クレジットレポートの使用は明確に、ビジネス上の必要性の有無が求められ、不適切な使用はTitle VII of the Civil Rights Act of 1964(公民権第Ⅶ章)に違反することになる。
したがい募集するポジションの職務内容が金銭を扱うなど、業務上の必要性を見極めることが重要であり、そうでなければ雇用上の決定にクレジットレポートは使用はすべきではない。
(Q) & (A) 差別のクレーム
(Q)雇用主に対する差別のクレームはどのようなものがあるのか?
(A)差別のクレームはいくつかの分野において連邦法で定められている。
●Title VII of the Civil Rights Act of 1964(1964年公民権第Ⅶ章)
人種、肌の色、宗教、性別、国籍などにおける差別を禁止する法律で、セクシャルハラスメントやハラスメント行為、報復措置、採用、解雇などが含まれる。
●Age Discrimination in Employment Act(年齢差別禁止法)
40歳以上の求職者及び従業員の差別禁止をする法律で、採用、解雇、その他雇用上の決定で年齢(40歳以上)を理由に差別することを禁止する。
●Equal Pay Act(賃金均等法)
同様に職務については性別を問わず同一賃金を支払わなければならない。同一の職務で女性の賃金が男性より低い場合などがこれに抵触する。
●Pregnancy Discrimination Act(妊婦差別禁止法)
妊婦及び出産後の健康状態による休暇や欠勤を理由に差別することを禁止する。
●Americans with Disabilities Act(障害者差別禁止法)
職務が適切に遂行できる場合には障害を理由に差別をしてはならない。また雇用主は職務が適切に遂行できるよう適宜の便宜を計ることが求められる。
●Genetic Information Nondiscrimination Act(遺伝情報差別禁止法)
求職者及び従業員を遺伝情報を理由に雇用上の差別をしてはならない。
●Uniformed Services Employment and Reemployment Rights Act(服役者の雇用及び再雇用保護法)
服役軍人の雇用、雇用継続、再雇用を差別してはならない。
連邦法と共にそれぞれの州における差別禁止の条例があるので州法の確認も必要である。
ハラスメント訴訟
Texasの診療所におけるセクシャルハラスメント訴訟で裁判所は、同診療所が公民権第Ⅶ章(Title VII of the Civil Rights Act of 1964)に違反するとして原告の主張を認め、未払い賃金とハラスメントの損害賠償として25万7000ドルを支払うよう裁定した。
訴訟によると4名の元女性従業員Thelma Alvaniz、Noelia Galvan-Santiago (Galvan)、 Mary Tipton、 そしてAngelica
Solisは同診療所のオーナーDr. Jorge Zamora-Quezada (Zamora)の、容姿や服装のコメント、性的誘い、体に触れる、キスを無理強いするなどのハラスメント行為、そして苦情申し出に対する報復措置が再三にわたり起きていたという。
Texasの地区裁判所で陪審員は裁定額よりはるかに高い懲罰的損害賠償を提示していたが、同州の損害賠償額の改定条例により減額された。
裁判所はさらに12万4000ドルの弁護士費用と1万6919ドルの裁判所費用を支払うよう診療所に通達した。
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