人事管理エクスプレス 8月14日発行 Vol. 271 (2009年度版)
7月の失業率は9.4%、24万7000件の仕事が削減
BLS - 米国労働省雇用統計局の発表によると、7月の全米の失業率は9.4%、6月の9.5%から0.1ポイント改善、一方、非農業部門の給与支払い件数は24万7000件の減少であったが、5、6月の平均33万1000件、昨年11月から今年の4月の平均64万5000件の減少と比較すると改善している。
しかしリセッションが始まったとされる2007年の12月からの減少件数の総合計は670万件となっている。
8月の採用は改善の兆し、しかし依然としてスローペース
Human Resource Management (SHRM)が発表したLeading Indicators of National Employment (LINE)によ
ると、労働市場は継続してレイオフが広がっているものの、製造、サービス業共に採用の兆しが見え始めているという。
今年8月の採用予測については、2008年で最も採用が増加した8月と比較するとまだ停滞しているものの、レイオフよりは採用が上回ると予測している。しかし改善のスピードは依然として遅々とした状況であるとLINEは報告している。
平均的なパフォーマーの昇給率トップはWashington D.C.
WorldatWorkの「Salary Budget Survey」によると、Washington D.C.の4社中3社が、平均的パフォーマーの2009年度の昇給率の平均は2.3%、2010年の予測は3.0%であることが明らかになった。また、トップ10の都市部においての平均昇給率は7都市で2.1%、2都市で2.2%であった。
今回の調査は今年の4~5月に行なわれ、2644件、従業員数1600万人の報酬、ベネフィットの人事担当責任者からの回答を集積、分析したもの。
ハラスメント、差別行為の代償
部下に不適切な事を言ったり、聞いたりする、不公平な扱いをする、自尊心を傷つける、嫌がらせをする、苦情申し出に何もしない、など従業員への言い方、話し方を間違えると会社として大きな損害を蒙ることがある。
下記はその一例である。
●New York City bankはイタリア系従業員を解雇、理由として「真のアメリカ人として対外的なビジネスの業務を遂行できる人がふさわしく、貴方はそれには該当しない」と通告した。
従業員は、出身国による差別だとして会社とメナージャーを提訴、マネージャーに対する陪臣の心情も悪く、損害賠償として260万ドルと裁定した。
第1巻
第2巻
第3巻


