人事管理エクスプレス 7月31日発行 Vol. 269 (2009年度版)
2009年度新卒の給与
労働市場は軟調に推移している今年の新卒採用だがNational Association of Colleges and Employers (NACE)の報告
では昨年度とほぼ同等であることが明らかになった。
NACEの今回のサラリーサーベイ結果では、企業からのオファーの平均は4万9307ドル、昨年の4万9693ドルより1%ほど低下した。
最低賃金の影響は10社に1社
Compensation.BLR.com 及び HR.BLR.comがオンラインで行なった調査によると、連邦の最低賃金引き上げにより、従業員の賃金引上げに迫られた企業は12%で、88%の企業はすでに連邦の最低賃金以上を支払っており、今回の最低賃金引き上げの影響はなかったことが明らかになった。
今年の7月24日に2度目の引き上げで、連邦の最低賃金は$6.55から$7.25となったが、19の州はすでに連邦の最低賃金$7.25を上回っているために影響を受けることはなく、残りの州の大半が新規に最低賃金の設定を実施した。
男女の賃金格差
米国労働省統計局の調査によると、フルタイム従業員の2008年度の男女の賃金格差は20%で2007年度と同様の推移であったが、2005、2006年よりさらに格差が広がっているという。
2008年度におけるフルタイムの女性(時給・給与)の平均週給は$638で、男性の平均$798の約80%であった。1979年以来、男女の賃金格差は少なくなってきており、当時は男性100に対し女性は62で、最も格差が少なかったのは2005、2006年の19%であった。
賃金格差は35歳以上の年齢で拡大しており、2008年度では35歳以上の女性の場合、男性の75%、25~34歳の場合は男性の89%、さらに若い世代の16~24歳の場合は91%となっている。
ペンションプランの凍結
2008年度においてFortune 1000企業のうち190社がペンションプランの凍結を実施、前年の169社、2004年はわずか45社であり、増加傾向が続いていることがコンサルティング会社Watson Wyattの調査で明らかになった。
全体としてFortune 1000企業がペンションプランの助成金を提供している割合は2004年が63%、2009年が61%とわずかな減少に留まっている。しかしファイナンス関連の50%、自動車関連の35%が凍結を発表したことが大きく影響した結果となった。
6州の肥満率は30%超
疾病対策センター(CDC)のレポートによると、全米の成人の肥満率は2007年の25.6%から2008年は26.1%と増加していることが明らかになった。Alabama、Mississippi、Oklahoma、South Carolina、Tennessee、West Virginiaにおいては肥満率が30%を超え
ている。
その中でもMississippiの肥満率が最も高く32.8%、また32州が25%以上、唯一Colorado州が20%を下回っている。しかし2007年から2008年の比較において肥満率が下がっている州はないことも明らかになっている。
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