人材育成に関する相談課
トレーニングの申し込みを断り、社内モラルが大幅に低下
A社では欠員補充に当たり、一般応募により新しい社員を採用した。しかし、そのポジションに応募したいという現社員が現れ、「自分にも現在彼がやっているトレーニングの機会を与えてくれたら、必ず自分の方が良い仕事ができる」と主張した。
結局、A社では時間的余裕がないこと、社員教育にあまり意義を感じていないことなどの理由から、たいした感心も示さず断った。(このケースの場合、「もう新社員を採用してトレーニングさせ、早く欠員の穴を埋めようとしているのだからいいじゃないか」といった具合に、現社員の真剣な申し出を正面から受け止めなかった)
そして、その後、A社では社内モラルが大幅に低下し、大きな問題を抱えることとなる。なぜなら、彼の言い方は別として、事の成り行きを見ていた他の社員が、彼のやる気が無視されたと感じたからだ。
その彼は常日頃から会社のために尽くしている人材であると誰からも認識されていただけに、社員の会社にたいする否定的な感情はより大きいものとなった。
加えて、多くの社員に「欠員がでた時、チャンスが広く社員に開かれていない」と思わせることとなってしまった。
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