日常業務に関する相談課
人事担当者は矛盾の無い管理職の行動・態度に目を光らせよ
役員秘書Aの上司は細かいことで有名で、特に遅刻にはうるさかった。一方、役員秘書Bの上司は何事にもおうようで、10分程度の遅刻にも目をつぶっていた。
Aは「なぜ自分の上司は遅刻に対してうるさいのに、Bの上司は寛大なのか」と、人事マネージャーに聞いてみた。
話を聞いた人事マネージャーはAに告げる言葉を一瞬失ったが、落ち着いて「秘書業務は9:00には ready to work であることが基本です。Bの上司がそれを守らせていないとしたら、それは守らせる必要があります。早速B子の上司と話します」と告げた。
人事マネージャーは直ちにBの上司と話をし、就業規則の遵守は全管理職において“一貫”していなければならない。
さもなければ差別(Discrimination)として訴訟に持ち込まれる可能性があることを告げた。そして、さらに全管理職宛てに就業規則の遵守を徹底するよう社内メモを出した。
このケース、ある程度の規模のところではよく起こり得る事件である。EEOC対策として、人事部は常日頃より社内規定が全社で守られているかをチェックしておくことが大切である。
ここでの全管理職へのメモは、再確認、再発防止のために非常に有効であった。訴訟問題となった際にも書面での証拠として残り、会社側の一貫したポリシーを実践しようとしている証にもなる。
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